未経験からWebデザイナーになるための最短ステップ【経験談】

未経験からWebデザイナーになるための最短ステップ【経験談】

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未経験でWebデザイナーになるために何をすればいいのかを解説していきます。未経験の方はWeb業界について不明点が多いと思うので様々な経験を交え解説していきたいと思います。早い方で半年~1年で就職している方もいます。

Webデザイナーのお仕事について

Webデザイナーのお仕事について

まず前提として、Webデザイナーとはどんな仕事なのか把握しておきましょう。
Webデザイナーとはその名の通りWebサイト(ホームページ)などをデザインする人の事です。
基本的にはPhotoshopやIllustratorを使ってWebサイトのデザインをします。
場合によってはクライアントと打ち合わせをしたり、コーディング・プログラミングまで対応する場合があります。

未経験からWebデザイナーになるための最短ステップ

未経験からWebデザイナーになるための最短ステップ

全くの未経験からWebデザイナーになる為にはどうすればいいのかを、出来るだけ最短でなれるようにするにはどうすればいいのかを解説していきます。

ステップ1:知識を得る

何を始めるにもまずは知識を得ましょう。
Webデザイナーになるといってもまずは以下のようなことを考えましょう。

  • ・Webサイトはどういったものなのか。
  • ・Webサイトはどんな人が利用しているものなのか。
  • ・Webに携わる仕事の種類はどんなものがあるのか。
  • ・雇ってくれる企業はWebデザイナーのどこに需要を感じるのか。
  • ・Webデザイナーが使うソフトやツールはなんなのか

こういったことを考えることが大切です。
せっかくみて頂いているので、この記事で簡単にご説明しておきます。

Webサイトはどういったものなのか。

Webサイトとはいわゆるホームページの事で、種類も様々あります。
コーポレートサイト、リクルートサイト、サービスサイト、ランディングページ、オウンドメディア、ECサイト、Webサービスなどがあります。
基本的には企業やお店の情報を紹介したり、ユーザー参加型コミュニティやネットショップなどになりますが、こういったサイトのデザインを作っていくことになります。
インターネットで実際にどんなサイトがあるのかなどいろんなサイトを見ることが大切です。

Webサイトはどんな人が利用しているものなのか。

Webサイトを利用する人はどんな人なのかを考える必要があります。
例えば美容クリニックサイトの場合20~50代の女性が多いでしょうし、髭脱毛のサイトの場合は20代以上の男性が多いでしょう。
こういったターゲットとなるユーザーを狙ったデザインを作る必要があります。
様々なサイトを見てどういう人に向けてデザインを作っているのか、文章を強調しているのかを考えてみるようにしましょう。

Webに携わる仕事の種類はどんなものがあるのか。

Webサイトを作るにはいったいどんな職業があるのかを説明していきます。
Webデザイナー、Webコーダー、Webエンジニア、Webマーケッター、Webディレクター、Webライターなどがあります。
人によってはこれらをすべて行う場合もあれば、それぞれに特化してお仕事をしている場合もあります。
あなたがどんなスタイルのWebデザイナーになりたいのかをある程度考えておくことをおすすめします。
また、勤めている会社によっては全てやらされる場合もありますので、面談で把握することも大切です。

雇ってくれる企業はWebデザイナーのどこに需要を感じるのか。

就職したい企業がどういった人材を求めているのかを理解するようにしましょう。
デザイン力が高いWebデザイナー、紙媒体やグラフィックデザインまでこなせるWebデザイナー、プログラミングができるWebデザイナー、Web制作すべてこなせるWebデザイナーなど様々です。
勉強する前から企業を調べることは気が早いかもしれませんが、どんな人材が求められているのかをある程度把握しておくことをおすすめします。

Webデザイナーが使うソフトやツールはなんなのか

Webデザイナーが使うソフトに関してはPhotoshopとIllustratorのどちらかを扱うことは必須です。
これらのソフトはどちらもWebデザインが出来ますので、使いやすい方を使えばいいと思います。
個人的にはPhotoshopを使用しているWebデザイナーが多いイメージがあります。

またWebデザイナーといえど、コーディングをすることもあるのでコーディングソフトなども用意する必要があります。

ステップ2:ソフト・ツールを扱えるようにする

基本的にWebデザイナーが使うソフトはAdobe製品だと思います。
Adobe Photoshop Illustrator XD Dreamweaverなどです。
まずは独学で教材やネットで調べて基礎知識を付けましょう。
専門学校などに行くのもいいですが、2年くらい通わないといけない上学費も高いので転職組には厳しいと思います。
もし独学で限界を感じたらスクールなども視野に入れて検討するようにしましょう。

ステップ3:スキル・技術を磨く

基礎能力を培ったらスキルを磨きましょう。
デザイン力はどう磨けばいいのかというととにかくWebサイトのデザインを作りまくること、模写でもいいのでコーディングをひたすらすること。
とにかく作る、引き出しを増やす、クオリティを上げる、スピードを上げるを意識して作りまくりましょう。

ステップ4:ポートフォリオやブログなどを作る

企業の方やクライアントにアピールできるポートフォリオを作りましょう。
どんなソフトをどれくらい使っているのか、どういった作品を作ってきたのか、あなたのスキルはどういったものがあるのかなど、スキル面でアピールできるサイトを作りましょう。
今まで作った作品を載せるのはもちろんの事、ポートフォリオ自体も作品としてアピールできるのでしっかり作りこむようにしましょう。

ステップ5:実践をこなして経験を積む

実際に仕事としてWebサイトを請け負うことが一番の成長につながります。
仕事の請け負う方法としては、Webデザイナーのバイト、知り合いのWebサイト構築、クラウドソーシングなどで仕事を取る。です。
安くてもいいのでまずは実績を作りましょう。
その実績も数をこなせばスキルアップにつながる上、ポートフォリオに載せれるかクライアントに許可を得られれば載せるようにしましょう。

ステップ6:就職先を探す、面接を行う

Webデザイナーとして働くために就職先を探しましょう。
筆者個人的におすすめの就職先は以下となります。

pointおすすめの就職先
Web制作会社、ECサイト運営会社

この2つについてご説明いたします。

Web制作会社

Web制作会社はその名の通りWeb制作を行う企業です。
Web制作を毎日こなすことになるのでスキルや制作スピードが格段に上がりやすい為レベルアップにはおすすめで、最新の技術習得や能力アップにうってつけの企業です。
ただし、レベルが高い場合が多く、場合によっては残業なども多いと思いますが、もちろん良心的な企業も存在増します。
就職の壁も比較的高いのでもし受ける場合は気負わずに応募していきましょう。

ECサイト運営会社

ECサイトとはネットショップ運営をしている企業で、メリットは就職のしやすさになります。
スキルや技術が未熟な初心者でも比較的入りやすく、ECサイトのデザイン、商品ページのデザイン、バナーデザイン、簡単なコーディングなどWebデザイナーになる為に必要な業務に携われる可能性が高いです。
将来的にWeb制作会社で働きたい場合でもこのネットショップ運営の中で制作実績を積み上げていれば転職も比較的行いやすいので大変おすすめです。
筆者も実は一番最初の就職先はネットショップ運営企業でした。

参考に筆者の経歴・経験をお話しします

参考に筆者の経歴・経験をお話しします

今では仕事が出来るレベルにはデザイン、コーディング、プログラミング、マーケティング、ディレクションなどは一通りできますが、筆者も元々デザイン力があったわけでもなく、プログラミングが出来たというわけではありません。

むしろ18歳の時点でPCも触ったことはなく、それでも20歳でWebデザイナーとして就職しそこから十年以上Web業界に携わることができています。

未経験で今からWebデザイナーになりたい人のために筆者の経験談をもとに、最短でWebデザイナーになる為のステップをいろいろお話させて頂ければと思いますので是非お付き合いください。

全くの未経験でWebクリエイターの専門学校に入学

PCも触ったことが無い状況でホームページを作る専門学校に入学しました。
周りは本気で目指している人ばかりの環境で、最初はもちろん嫌な思いもしました。
ダサい、チープ、様々なことを言われましたが2年間必死で勉強しました。
そうするとクラスでWeb関連の就職が出来た3割程度の中に入る事が出来ました。
今思い返すとWeb企業に就職できた理由は、「自分が追い込まれる環境にいたこと」「運よくデザイン会社のアルバイトが出来たこと」の2つでした。
デザイン会社で実際の業務に携われたことが大きな収穫でした。

初めての就職先はネットショップ運営会社

就職もできたのですが、Web制作会社ではなくネットショップ運営会社です。
基本的に楽天、ヤフーショッピング、アマゾンなどで販売を行い、様々な商品ページやバナーをひたすら作りこみました。
そのなかでも自社サイトや関連会社のホームページを作れたことがスキルアップになりました。
自分が担当したネットショップの売り上げも1か月目で月商100万円を超え、1年目には月商500万まであげることができ。今思えばWebマーケティングの基礎を学べた気がします。
この会社では3年間お世話になりました。

フリーランスの経験

24歳の時に独立し、Web制作をメインとした事業を展開します。
SEOを学び、自社ホームページからの受注案件をとったり、紹介いただいたWebサイトを制作する事業で、打ち合わせ~納品、アフターサポートまで一人で行っていました。
3年間フリーランスとして活動し、ディレクション・SEO・制作のスキルを徹底的に鍛え上げました。
普通のサラリーマン程の所得にはなりましたが、伸び悩みを感じ、お誘いもあったこともありこの後就職することとなります。

少数Web制作会社のエンジニアを経験

正直この期間が人生で一番つらい時期でした。
Webデザイナー募集の中、エンジニアをしてほしいといわれ就職したはいいものの、Webデザイナーではあまりかかわることのないプログラミングをがっつりやらされ、自分なりに勉強したりしていましたが、最高潮に会社との相性が悪く半年でやめることになりました。
この会社で学んだことは「少数精鋭」「平均20代」「意識が高い」会社は絶対に就職しないという事を学びました。
ただし実力は高かったので盗める部分(スキルや業務フロー)は全て盗みました。
エンジニアのノウハウを学べたことが唯一のメリットでした。

自社サービスを展開している会社のWeb部門に就職

次の転職先として自社サービス展開のWeb部門と新規事業を募集していた企業に勤めました。
この会社ではWeb知識の高い人材が一人もいない中で進めていっている為、チームを組んでどう進めていいのかを教えたりしました。
そのなかでも学べたことはディレクション能力とWebマーケティングとライティング能力です。
こんな感じで様々な企業に移ったり、挑戦している人生ですが、なかなかと楽しめています。
実際できることは増えましたし、どの会社に勤めてもスキルは徐々に上がっています。
もし困っても転職できるでしょうし、点々としていますが不自由はないです。

もし、Web業界に就職したいと悩んでる方でもこうやってみると自分のスキル次第では転職はいくらでもできるのでキャリアアップは可能です。
一つの会社で長年勤めるもよし、点々としながらスキルを磨くのもよし。
自分の選択肢が増えることがWeb業界でのメリットかもしれません。

まとめ

未経験からWebデザイナーになるための最短ステップ【経験談】

いかがでしたでしょうか。
いまからWeb業界に携わりたい方にとって何か参考にして頂ければ幸いです。
この先Webデザイナーって需要があるのかどうか心配な方もいるでしょう。
ただ、自分次第では様々なスキルが身に着けられるので、この先Web業界がもしもなくなっても、形が変わるだけで別の何かが生まれます。
とくにIT業界は人材不足といわれている為今からでも遅くはないと思います。

※というか当分Webは無くなることはないと思いますよ。

まちのお店がネットショップに移り変わっているように、時代の波に乗ってそのスキルをしっかり磨いていけば生活が出来なくなるなんてことは少ないと思います。

もし今からWebデザイナーを目指している方がいらっしゃいましたら是非頑張ってみてください。

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