【フリーランスの準備】フリーランスになるために必要な準備や手続き

フリーランスになるために必要な準備や手続き

フリーランスとして独立を考えている方向けの記事です。
もし、独立してから準備すると不利になったり負担がかかるので、フリーランスとして独理をお考えの方は今すぐにでも準備しておいた方がいいことを書いていますので是非今のうちに手続きしておきましょう。

今回は以下の項目についてご説明させていただきます

• 独立前にローン審査などを通しておく
• クレジットカードを何枚か発行しておく
• 機材や備品などを準備しておく
• 見積書や契約書などの書類を準備しておく
• 開業届と青色申告承認申請の手続きをしておく
• 仕事用の銀行口座を開設しておく
• 健康保険、年金の切替をする
• ポートフォリオ（ホームページ・ブログ）やSNSアカウントを作っておく
• 名刺やパンフレットを用意しておく
• 仕事用のメールアドレスを用意しておく
• フリーランスに必要なスキルを身につけておく
• 仕事をもらえそうな人に根回ししておく
• 数ヶ月生活できる分の貯金しておく

独立前にローン審査などを通しておく

会社員と比較するとフリーランスは社会的信用度が格段に下がってしまいます。
会社員時代より年収が高くなっても、会社員の方が「社会的信用力」が高いのが現実です。

お金を借りるなどもできなくなると思っておいた方が良いので、社会的信用が必要となる手続きは絶対に会社員の間に済ませておくことをおすすめします。

• 住宅ローンの審査
• マイカーローン
• カードローン
• 教育ローン

自宅やコワーキングスペースではなくしっかりと事務所を構えたいと考えている場合は特に賃貸契約の手続きをしておいた方が良いですね。

クレジットカードを何枚か発行しておく

先ほどにも話しましたが、フリーランスは各種審査が通りづらくなります。
審査が必要となるクレジットカードは会社に勤めている間に作っておくべきです。
クレジットカードは複数作るとデメリットもありますが、最低でも3枚は作っておくことをおすすめいたします。

またキャッシング機能付きのクレジットカードを作成しておいた方がいいです。
経験を基に話しておりますが、フリーランスになると会社員時代よりも経費・出費も多く支払うことになります。

どうしても即金が必要になった場合などに助かります。
※返済計画をしっかり立てる必要がありますので、むやみに無計画なご利用は絶対に避けましょう。

機材や備品などを準備しておく

パソコンや社用スマホなどの機材や印鑑も事前に準備しておきましょう。
書類の作成なども自分で行う必要があるので、PCや付随するデスクや椅子なども準備しておきましょう。
また、インターネット通信環境や印鑑なども必要になりますので事前に準備が必要です。

またWebデザイナーやエンジニアでWeb開発にかかわるのであれば使用するAdobeソフトなども契約が必要になりますので契約しておきましょう。

見積書や契約書などの書類を準備しておく

フリーランスで契約に結び付いた場合、書類が必要になります。
見積書、請求書、契約書、納品書などですね。
いざ仕事を請け負うときに毎回1つずつ作成していると無駄な工数になりますし、テンプレートを用意しておいた方が良いと思います。

今ではインターネット上にも無料テンプレートが転がっていますので比較的簡単に作成できます。

開業届と青色申告承認申請の手続きをしておく

フリーランスや個人事業主で活動していくならば「開業届」を提出しておきましょう。
別に「開業届」は提出しなくても事業を始めることは出来るのですが、以下のようなメリットがあります。

point開業届のメリット

小規模企業共済の加入が可能になったり、屋号付きの口座を作成できる。また確定申告で青色申告が出来るようになる

確定申告は白色申告と青色申告があり、青色申告の方が難しいですが控除を大きく受ける事が出来ますので、手続きを行っておきましょう。

仕事用の銀行口座を開設しておく

フリーランスになると当然ですがお金のやり取りが発生します。
その際に、普段利用している口座と同じにしていては記帳が見づらくて手間になりますので、分けておくようにしましょう。
「開業届」を提出している場合、屋号付きの銀行口座を利用することができます。
取引先とのやり取りで屋号がついている方が印象が良くなりますので是非行っておきましょう。

健康保険、年金の切替をする

会社員を退職したあとは、健康保険・年金の手続きが必要になります。
ご家族の方の扶養に入ることが出来るのであれば費用を安く抑える事が出来ますが、出来ない場合、会社の健康保険を任意継続するか、国民健康保険に加入する必要があります。

ポートフォリオ（ホームページ・ブログ）やSNSアカウントを作っておく

フリーランスになる上で仕事につながることはすべて行っておくべきです。
ポートフォリオやサービス紹介のブログやサイトを持っていると営業に有利ですし、直接仕事につながる場合もあります。
情報を発信することも重要となりますので、是非独立前に作っておくことをお勧めします。

SNSもポートフォリオと同じで仕事につながる場合があります。
Twitter、Facebook、Instagramなどは登録して情報を発信しておくようにしましょう。

名刺やパンフレットを用意しておく

取引先や営業先で自分をアピールできる名刺やパンフレットを作成しておきましょう。
取引先があなたの事をふと思い出してくれたり他の人に紹介したりしてくれると仕事につながります。
細かい根回しにはなりますが、作っておくことをおすすめします。

仕事用のメールアドレスを用意しておく

仕事用のメールアドレスは必須です。
現代ではメール以外のやり取りツールでチャットワークなどもありますが、それでもメールアドレスは必須です。
GmailやYahooなどではなく独自ドメインで作成しているメールアドレスを作っておきましょう。

フリーランスに必要なスキルを身につけておく

フリーランスには様々ありますが、このサイトはWeb系の記事を発信している為Web関係のお仕事をしている、またはしてみたい方が多いと思います。
未経験の方でもフリーランスはやりようによっては成り立ちますが、基本的に技術が無いと不利になります。

またお仕事の幅を広げるのであればスキルは必須です。
そこで独学でもスクールでもいいと思うので、しっかりとその業界で生きていくのであればスキルを身につけておきましょう。

仕事をもらえそうな人に根回ししておく

フリーランスは仕事が全くない状況で独立してしまうと、最初の数ヶ月は本当にきつくなります。
ですので、もし今企業務めしているのであればその関係者に独立の有無を伝え、仕事がもらえないかどうかを話しておきましょう。
また企業務めをしていない方もそういった友人や知人に話して協力を仰ぎましょう。

人脈が無くてもランサーズなどのクラウドソーシングに登録しておいて簡単な仕事をやっておくと継続的な仕事に繋がったり、逆に仕事を受けれるけど協力者がいない場合はらんざーすなどでパートナーを探すのも一つの手ですね。

数ヶ月生活できる分の貯金しておく

フリーランスになったばかりの時は金銭周りで困ることが多くなります。
ですので、数ヶ月資金繰りを行えるだけの資金を貯金しておきましょう。
貯金ゼロで仕事も0であればモチベーションも間違った方向にいってしまい、断った方が良い仕事などにも手を出してしまいます。
心の余裕を持つためにも貯金はしておきましょう。

まとめ

以上がフリーランスになるために必要な準備や手続きのご紹介でした。
フリーランスになることを考えている方は、絶対に必要になるものも含めて、今のうちにできることはすべてやっておきましょう。